各社のアンリミテッドプラン比較とテザリング制限回避法
携帯電話各社からアンリミテッドインターネットを謳い文句にSIMカードが宣伝されています。
但し、アンリミテッドは、一つの携帯電話でデータを使用したときのみでテザリングは、アンリミテッドではありません。
電話会社は、ホットスポットという表現を使っています。
また、アンリミテッドコーリングと表現を強調してデータプランが無制限であると混同するような表現を使っている会社もあります。
ここでは執筆時現在の各社のプリペイドSIMプランを比較したいと思います。
これらのSIMを普通に使った場合は、テザリングをするとアンリミテッドとは別扱いになり、ホットスポットデータが消費されます。
しかしながらいくつかホットスポットデータ消費を回避できる方法があります。
各社のアンリミテッドプラン
Umobile
GX30アンリミテッドプラン RM30/30日 スピード3M, ホットスポット3GB( 但し、プロモーションにより スピード6M, ホットスポット6GB)
GX38アンリミテッドプラン (RM35/30日 promo) スピード6M ホットスポット6G HOTS GX30との違いは、アンリミテッドコーリングがつく。
GX50 (RM40 promo) unlimited speed, ホットスポット5GB スピード制限はないが、ポストペイド。
UNIFY
BEBAS RM55 (RM35 promo) スピード8Mbps UNLIMITED TETHERING 唯一のテザリング無料
YES
CONFEM RM30プラン スピード3M
CONFEM RM40プラン スピード4M
テザリングは、禁止
HOTLINK
RM35プラン スピード3M
RM45プラン スピード6M
ホットスポットデータは、追加購入 3RM 3GB/日, RM10 5GB/週
DIGI
Cili Padi XL RM35 プラン スピード3M
現在DIGIを使用しているカスタマーのみが申し込み可
Postpaid 150 Infinite RM159 テザリング無制限 ただしポストペイド
マレーシアのSIMカードによるワイヤレス アンリミテッド インターネットの先駆者は、DIGIのPostpaid 150 Infiniteでした。
但し、DIGIは、現在、Postpaid 150 Infiniteを積極的に展開していません。
それどころか無制限テザリングに昼間は、制限をかけているような気がします。
現在のPostpaid 150 Infiniteの顧客離れを積極的に展開しているような気がします。
私もPostpaid 150 Infiniteの顧客でしたがNo Internet Accessが頻繁に発生するため見切りをつけました。
Postpaid 150 Infiniteが出てきたのが2017年からですが、以降2020年になる間にワイヤレス アンリミテッド インターネット市場を引っ張ってきたのは、U Mobileだと思います。
現在、携帯各社からアンリミテッド インターネット プランが沢山出ています。
しかしながらU Mobileも含めて多くのプランはテザリングは、別扱いになっています。
UNIFYを除くとU Mobileのプランが価格、速度、ホットスポットデータ等すべての点で最も優位性があります。
但し、U Mobileは、後発組として積極的な優位性のあるプランで多くの顧客を取り込んできたため回線スピードの安定性に問題があるようです。
UNIFYを除く他のプランでは、U Mobileと比べると見劣りがして選択肢にはならないと思います。
しかしながら回線安定性という観点では、Maxisが最も優れているというデータがあります。
2020年7月末にUNIFYが月額RM35のアンリミテッドプランを出す前までは、U Mobileのプランが最強でした。
2020年7月末のUNIFYの月額RM35のアンリミテッドプランは、他の全ての会社が姑息なやり方でアンリミテッドプランを売り出していましたが、それら全てを抑えてトップに躍り出た画期的なことなのです。
何故かというと
1)各社が行っているテザリング制限がありません。
2)スピードキャップが8Mbpsで3Mbps、6Mbpsとしている他社とは、大きなが違いがありストリーミングにおいて大きな差となって現れます。
3)購入したデータの使用期限がありません。
4)アクティブ期間は、最終購入日または最終使用日から90日後となっており、他の各社の最終購入日から数日後とは異なり常にトップアップをしていなくてもアクティブ期間を更新できます。
テザリング制限回避法
UNIFYの月額RM35のアンリミテッドプランにすればテザリング制限がないので何も気にすることはないのですが、UNIFIのプランは、2020年末までのプロモーションとなっており、その後どうなるかわかりません。
また、この業界は、プランが次から次へ変更となるので今後の事は分かりません。
UNIFYの月額RM35のアンリミテッドプランのスピードリミットは、8Mbpsでストリーミングに何ら問題はありませんが、もっとスピードがほしい人は、GX50ポストペイドプランがスピード制限がなく価格優位性がありホットスポット制限を回避できれば第一候補となります。
ホットスポット制限回避の方法として、PdaNet+というアプリをインストールする方法があります。
Androidで無料テザリングが可能!『PadNet』の設定方法まとめ
注意点は、無料版はある一定のデータ使用でストップしてまうため接続しなおす必要があり、それを回避するためには有料版にする必要があります。
上記の様なアプリは他にもありますがPdaNet+が一番有名です。
但し、最も簡単で確実な方法は、ホットスポット制限をバイパスするように改良されたモデムを使うことです。
ShopeeやLazadaでModified unlimited hotspotで検索するとそのようなモデムがいくつか出てきます。
これらのモデムを使うことでホットスポット用のデータを消費することなくアンリミテッドデータのみが消費されるので制限を回避できます。
購入にあたっての注意点は、マレーシアの携帯電話会社の通信回線は、世界的には一般的ではないバンド7を使っているところが多いためバンド7を受信できるモデムを選ぶこと。
安いものではRM110からのドングルモデムがあり携帯するには便利ですが、接続できる機種数が8から10と少ないので、それ以上の機種を接続したい人は、卓上型のモデムを選択した方が良いです。
LAZADAのModified unlimited hotspot MODEM
ShopeeのModified unlimited hotspot MODEM
ModifiedとなっているMODEMを選ぶ必要があります。