マレーシア銀行口座開設
マレーシア銀行口座開設
マレーシアで銀行口座を開設するには長期滞在VISAが必要になります。
銀行開設に必要な書類は、銀行や窓口の担当者によって変わりますが
基本的に次の書類が必要です。
・パスポート
・パスポートに押されたVISAのスタンプ
・MM2Hのレターあるいは会社からの雇用を証明するレター
・現住所を証明するもの(運転免許証、公共料金の請求書など)
必要書類は、銀行のWEBSITEで確認するか、銀行窓口で確認しましょう。
尚、下記は、MAYBANKのPREMIER1アカウントを開く際のWEBSITEの抜粋になります。
Premier 1 Account
Minimum deposit:
RM1,000 (Individual)
Required documents
For Personal/Joint accounts
Passports for foreigners. For passport, other supporting documents that may be required are valid working/student permit, valid visa, letter of confirmation from Employer/Education Institutions (whichever is relevant)
尚、CASH CARDは、その場で貰えます。
マレーシアは、マレーシア中央銀行の意向で2016年に全ての銀行のすべての顧客のATMカードをDEBIT CARDへほぼ強制的に変更しました。
よってもらえるのはVISA付のATM / DEBIT CARDです。
銀行口座開設時に銀行のATMマシーンでパスワードの変更、
携帯電話番号の設定をします。
また、インターネットバンキングの設定が必要になりますので、
この点も口座開設時に担当者に良く聞いておきましょう。
銀行の送金手続き等は、設定した携帯番号にSMSでTAC NUMBER(暗証番号)が送られてきてそれを入力することにより取引が成立します。
会社から支給された携帯は、会社を離れる時に返却しなければなりませんので口座開設前に自分の携帯を取得しておきましょう。
マレーシアで支店やATMが一番多いのがMAYBANKです。
MAYBANKは、マレーシアで一番大きい政府系のメガバンクです。
通常は、MAYBANKの口座を開きます。
以下、MAYBANKで口座を開設した場合の補足説明です。
ATMカード 1日3回、RM4,500まで引き出し可能。
ATMカードを使用して、1ヶ月に4回までの引き出しなら手数料無料。
(5回目からは1回RM0.5かかります)
引き出し回数を無制限にするには、最初に申し込み、1年あたりRM8払う必要がある。
(通常は、必要ないでしょう。)
国際キャッシュカードとしても使用でき、1回の引き出し手数料はRM12。
定期預金(Fixed Deposit) に関して
MAYBANKの最も一般的なGeneral Fixed Deposit
預金金利は、
1ヶ月2.95%、3ヵ月3.00%、6ヵ月3.05%、1年3.10%、2年3.10%、3年3.20%、5年で3.40%です。
これをIslamic Fixed Deposit-iにすると
1ヶ月3.05%、3ヵ月3.10%、6ヵ月3.15%、1年3.20%、2年3.20%、3年3.20%、5年で3.60%です。
定期預金をするときは、Islamic Fixed Deposit-iにしましょう。
※2017年2月16日にIslamic Fixed Deposit-i のレートが改定されGeneral Fixed Depositレートと同じになってしましましたので現在、どちらでも同じです。
※2018年1月29日 定期預金利息が改訂されました。
1ヶ月3.15%、3ヵ月3.20%、6ヵ月3.05%、1年3.30%、2年3.35%、3年3.40%、5年で3.60%です。
定期預金をするときは、満期時に利息をAdd to Principal(元金に加える) か
Credit to Account(口座へ振り込む)を選べ、
Auto renewal(自動更新)するかを選べます。
定期預金開設時に自動更新にしておいたものを解約したい場合は、
満期日が来る前にサイトでCredit to Accountに変更しておけば、
満期日に自動解約されます。
また、長い定期にした場合は、6ヵ月毎に利息を受け取るかを選ぶことが出来ます。
マレーシア定期預金の注意点
日本の銀行の場合は、途中解約した場合、その時点の利息計算で解約されます。
マレーシアの場合もそうなのですが、6ヵ月毎に利息を受け取っている定期預金を途中解約するのは注意が必要です。
定期預金開設時まで遡り、利息が再計算され、解約手数料をとられます。
この手数料は、予想外に大きな金額になります。
長い定期は、見た目は、利息が多いので全く解約する予定のないお金は、長期でも問題ありませんが
少しでも解約するかもしれないお金は、短い期間にしておくのが良いでしょう。
1か月で3%以上つくので差額はさほどでもありません。
定期預金のプロモーション
また、年に1回ぐらいの頻度で定期預金のプロモーションがあります。
内容は、毎年変わります。
2016年の後半にあったプロモーションは、GIAという定期預金で
利息は毎月受け取らなければならない1年定期で最初の6ヵ月が3.6%
後半の4か月が4.0%、最後の2か月が5.8%となり
年間の合計利息が通算で4.1%になるというものでした。
この定期預金は、元本が保証されない代わり、
いつ解約してもペナルティが発生しないという預金でした。
毎年、プロモーションをやりますのでサイトを頻繁に確認しておきましょう。
MAYBANKの外貨預金
マレーシアでは、日本円の口座を開くことが可能です。
この口座は、日本円の送金の受け入れ口座および送金口座として使えます。
口座を開くときの注意点は、日本円を直接持参しても受け付けてもらえず、
リンギット口座から銀行の為替レートで交換しなければなりません。
口座の利点は、
通常、インターネットバンキングで送金できる金額は、RM10,000相当額までですが、
RM50,000相当額まで送金できるようになります。
日本円の為替レートが良いときにリンギットへ交換できます。
デメリットは、リンギット口座への入出金時にUSD4の手数料がかかります。
マレーシアで生活をして、日本からお金を送る必要がある人などは、
日本円口座を開いておくのがおススメです。
日本円口座の最低預入金額は、1,000US$相当額
外貨預金口座があってもなくてもRM50,000以上の入金や送金で日本円へ交換するときは、
直接銀行の窓口に行きますとインターネットで表示されているレートよりも
良いレートで取り扱ってくれます。
その他の銀行口座の開設
Standard Chartered Bank
就労Visaと簡単な質疑応答で即日口座開設、しかもDebitCardまで、所要30分で発行。
但し、この銀行も昨年は口座を作れませんでしたので確実に開けるかどうかは
確認してください。
CIMB BANK
ATMの数は多くありませんが、CIMB BANKの利点は下記になります。
MAYBANKでは為替のスペシャルレートはRM5万以上だが、
CIMB銀行は2万リンギ以上
CIMBでRM25万リンギット以上を預金するとプリファード会員になる。
プリファード会員特典
専用のクレジットカードを作るとKLIA1にあるラウンジの無料利用権が得られる
他のアジアの国のCIMBグループで口座開設が簡単に出来る
⇒ マレーシアよりも金利の高い、カンボジア、ベトナムでの
銀行口座開設が可能
プリファード会員専用ブラックカードを年会費永年無料で取得可能
⇒ Visa Infiniteという最上級カードは、日本では年会費12万
上記の特典に興味のある方は、CIMBでの口座開設も考慮ください。