マレーシアの医療保険

マレーシアは、軽い病気の場合は、病院ではなくクリニックへ行って診察して

もらい薬をもらった方が待ち時間も短く、料金も保険なしでも安いです。

ですから軽い病気の時は、健康保険なくても大丈夫です。

ちょっとした病気の場合で総合病院へ行く場合は、日本のクレジットカードの

旅行傷害保険を使えます。

但し、クレジットカード付帯の旅行傷害保険は、日本出国の翌日から90日まで

の保険なので90日を過ぎると使えなくなります。

また、本当に救急の場合で本人に意識がないときとかは、事前申請して使うのが

難しい気がします。

そこで私は、もしもの時のために東京海上のMEDIC PLUSに入ることにしました。

この保険は、要するに入院保険なのですが、RM10,000までは自己負担ですが、

それを超えた分を補償してくれます。

日本出国から90日を超えてしまうことは、

いくらこまめに帰国していてもありそうなので安心料です。

この保険に入るとインシュランスカードをもらえるので入院時に手間がかかりません。

また、免責が高いので保険料は安いです。

通常の保険でベット代上限RM350の保険料は、61歳から65歳で年間RM3797.98

しますが、この保険の場合、ベット代上限RM300のプランで年間RM642.36です。

東京海上の保険は、65歳の誕生日前までに入れば100歳まで更新可能です。

高齢で更新してくれない保険が多い中、この部分は大きなメリットです。

但し、通常、96歳以上の保険料は、バカ高く、通常の保険で年間RM36,388.74

します。それがMEDIC PLUSだと年間RM9,816.66で済みます。

入院するような病気になった時は、RM10,000を支払う覚悟でいれば、

年間の保険料を安くすることが出来ます。

また、日本出国から90日以内であれば、カード付帯保険を使えば自己負担はない

と思います。

上記に記載した保険料は、パンフレットに記載された料金ですが、

TOKIO MARINEの事務所へ行って手続きをすると15%引きにしてくれます。

マラッカのTOKIO MARINEの事務所は、KOTA LAKSAMANAにあります。

ちなみに個室の病室代ですが、マラッカで有名な病院の代金は下記になります。

MAHKOTA HOSPITAL RM250
PANTAI HOSPITAL RM200
PUTRA SPECIALIST HOSPITAL RM180

また、KLEBANGに新しい病院が新設されました。

Oriental Melaka Straits Medical Centre

個室はRM220

上記の料金設定から選ぶPLANは、病室代上限がRM300で十分であることが

わかります。

上記の病院は、東京海上のPARTICIPATING HOSPITAL LISTに掲載されています。

以上、マラッカで医療保険に入った時の情報でした。

追伸1:

実は、クレジットカードの海外旅行傷害保険を90日以上に伸ばす、

裏技があるのですが、私の場合、会社を退職しており、日本に滞在していないので

新しい日本のクレジットカードの取得が難しいため、上記の対応としました。

裏技は、自動付帯ではなく、利用付帯のカードを取得して、日本出国から90日

後にマレーシア国内の公共交通機関の支払いをそのカードですれば、その支払い日

から90日間、保険が有効になるので180日間カード保険を有効にできるのです。

ちなみにそれが出来るカードの一つは、三井住友クラシックカードであることが

わかっています。

クレジットカードの海外旅行傷害保険に関して研究している人がいて詳しく

ネットに掲載している人がいます。

私もその人のサイトを参考にさせていただきました。

下記にリンクを貼っておきますので興味があれば参考にされてください。

海外保険研究所

尚、三井住友クラシックカードは、こちらから確認及び申し込みができます。



追伸2:

上記で説明しました東京海上の医療保険ですが、保険会社事務所で手続きを済ませ、

あとは支払いがクレジットカードで落ちる状況になっていたのですが、

先方から送られてきた提案書に

1.心臓関係に起因した病気は補償しない。

2.背骨に関係した病気は補償しない

という条項が入っていました。

1.人間の死は、25%以上は心臓に起因します。

これは私が正直にコレステロールの薬を飲んでいると伝えたからです。

2.保険事務所に行く2週間前にぎっくり腰になってクリニックに行きました。

3か月以内に医者にかかりましたかと質問されたのでこれも正直に答えました。

コレステロールに関しては、家のローンを借りる時にも正直に答えており、

問題なく保険がOKになっている過去があったので正直に答えてしまいました。

ぎっくり腰に関しては、急性のものなのでまさか補償しないと言ってくるとは、

思いませんでした。

よって、私が今後なるであろう50%以上の病気に関して補償しない内容と

捉えました。

こんなのは保険でないと思います。

安心料になりません。

保険を購入するときは、馬鹿正直に答えてはいけません。

保険会社は、何を売って商売しているのかを忘れてしまっているので。

海外在住 久保良太

海外駐在3か国、20年後に第2の故郷マレーシアのマラッカに戻って来た。ここでゴルフしながら定年後を過ごしています。世界遺産都市マラッカは発展中ですが、平日にゴルフが一緒にできる日本人はいません。マラッカを紹介して興味を持ってもらって少しでも多くの日本人が来てくれることを希望します。

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